イシヅヤシン OFFICIAL BLOG「叙情詩の種」

日々の出来事や物語、歌詞などを書きます。

HAIKEI

拝啓 親愛なるファンの皆様、この度はイシヅヤシンワンマンライブに起こしくださり、誠にありがとうございました。おかげさまで最高に楽しい夜になりました!!

ゲストとして多忙の中、遥々名古屋から来てくれたマツモトコウジさんにも大感謝!!オープニングゲストでこんな良いライブある???ってレベルの最高のステージでした。

コウジさんの歌は本当に勝手に心の中にスッと入ってくるから困る。
悔しいから内緒にしていたけど、少しだけ自分の出番を忘れてしまうほど聴き入ってしまいました。
コウジさんとのライブ、本当に本当に楽しかった!だからこそもっともっと多くの人に聴いて欲しかった。それは本当に悔しいし申し訳ないです。

これからドンドン絡んでいきたいと思っているのでチェックしてね!
10/25に京都でワンマンもあります!ぜひ!

そして福島からはたれde松本の松本さんが来てくれました。
「イシヅヤシン×たれde松本」の第一弾。特性ボロネーゼを作りました!
大好評だったのでまた1年後くらいにやりたいなと思います(笑)。一旦伝説化して・・・(笑)。ステッカーの作成も本当にありがとうございました!大好評でした!



「HAIKEI」「ハイケイ」「はいけい」・・・


さて、今日書きたいのは「背景」についてです。
前回のブログで、ライブの予約が全然少なくて悔しいよー。。って自分勝手なことばかり書きました。それに関しては素直な気持ちだったので後悔はないですけど、僕はまだまだ背景を想像できていなかった。

やっぱり、集客の視点のみで見た今回の結果は、惨敗。完全に僕の驕りでした。
どこかで「いや、みんな来てくれるよね?」って思っていたと思います。
ごめんね。調子に乗ってしまっていました。

今回駆けつけてくれた方々は本当にすんごい背景を背負って来てくれた方々ばかりだった。本当に0人でもおかしくないレベルで。

遠路はるばる駆けつけてくれた方もいました。予定をキャンセルしてきてくれた人もいました。本当に忙しい中、合間を縫って来てくれた方もいました。久々に声が聴きたい・・・といって唯一の休日を返上して来てくれた方もいました。旅行の帰りでそのまま寄ってくれた方もいました。休憩時間も働いて少しでも早く仕事を終わらせて・・・という方もいました。どうしても外せない仕事があって無念だと伝えてくれた方もいました。

僕はそんな背景を想像することもなく、当たり前に歌い、いっちょ前に悔しがっていました。ごめんなさい、、、いや、言いたいのはそれじゃない。「ありがとう。」です。

僕の役目は音楽を通して、聴いてくれる人達になにか持って帰ってもらうことです。
そこに関して手は抜かないし全力でやったつもりです。

でも・・・それ以前に人として、心から言わせて欲しいです。
昨夜のワンマンがあって本当に良かった。ありがとう。

こんなこと言ったら怒られるかもしれないけど、僕にとっては去年や一昨年の満員ワンマンよりも大切なものになったと思っています。
もちろん、たくさん来てくれた方が嬉しいしこれまで来てくれた方々も大切です。それは本当に誤解しないでもらいたい。今回来られなかったからもういいです!とかは1ミリも思っていないし、思えるわけがないです。感謝しかない。

ただ、今回で商業的にというか・・・はたから見たらまぁ、、、大失敗と言っていい結果だった中ですごく大切なものを見つけられたのかなと思います。
正直今後も苦しい時期はまだ続くとは思う。それが怖くないって言ったら嘘になる。
今後のワンマンはもう全部中止にしてもなんらおかしくないとも思ってる。そもそもワンマンライブってお客さんが増えてきたらその人数に応じてやるものだと思うから。

けど、僕にはもったいなさすぎるくらい素晴らしいファンがいる。
確かに決して人数は多くないけど、大切な大切な家族だ。
もっともっと大きな家族になれると信じているから、今はぐっとこらえて絆を深めよう。

来てくれた方々、それはゲストのマツモトコウジさんも、今回コラボさせてもらったたれde松本の松本さんも同じで、あの場に居合わせてくれた全ての人たちの背景をほんの少しだけ感じることができた。いや、感じようと思えることができた・・・というのが正しいかな。

これは、今後僕がこの先も歌っていく上でかけがえのないものになるのだと、不思議と確信しています。

ありがとう。
涙が出そうになったよ。・・・本当は少しだけ泣いてしまったよ。

幸せな時間でした。音楽っていいよね!っていう夜でした。そしてその音楽で繋がることができた方々との絆を感じることが出来た夜でした。

忘れられない夜。
これからももっともっと喜んでもらえる音楽ができる自分になりたい。
喜んでもらうことをするんじゃなく、やることで喜んでもらう。
そこは何度失敗したとしても、挑戦していく。

拝啓、イシヅヤシンの音楽を少しでも好きでいてくれる皆様、
あなたとあなたの背景に心から感謝します。

イシヅヤシン