自分の声を活かす！！変な声でも良いじゃないか！ - イシヅヤシン OFFICIAL BLOG「叙情詩の種」

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最近のテーマです。歌を歌っていく中で、自分にしかない武器はやっぱり声です。歌詞やメロディーも拘って拘って作るけど、それも全ては声を活かしてこそですから。

「お前の声では人は感動しない。」

そう言われた事があります。それ以来感動するような曲を書くのをやめたり、書いたとしてもなるべく自分の声を偽る歌い方で歌ったりしてきた頃もありました。
あの頃は辛かったなぁ。辛いのもわからないくらい辛かった。自分に嘘をついてばかりで、何かにすがってないと怖かった。それでも歌いたくて、でも自分の声が嫌いで。楽器と一緒で鳴らし続けていればいつかきっといい音が鳴るはず！と信じる事でしか自分を保てなかった。

でも、今はもうへっちゃらです。書きたい事を書くし、歌いたいように歌います。これを好きだと言ってくれるファンがいてくれるのもそうだし、目指すゴールも見えたから。

そりゃあ今からどう頑張っても玉置浩二さんみたいには歌えないし、小田和正さんみたいな美声も出ないけど(笑)、それでもこの声こそがイシヅヤシン！と認識してもらう努力はできます。

変な声だと思います。でも、変な声でも歌えるし表現できる。良い声だと言ってくれる人もいる。
ならもっともっとこの声を活かす曲を作らなきゃね。

11/13に配信リリースした曲の中で、タイトルにもなっている「夜空のサーカス」という曲は今までで一番自分の声を活かせたような気がしています。良い声だなぁ…って(笑)。

そしてきっとああいう曲以外にもこの声を活かす歌はたくさんある！模索は続きます。

椎名林檎さんとか、中島みゆきさんとか、忌野清志郎さんとか、、、声聴いたらすぐわかるあの感じ。誰かになる事はできないけど、イシヅヤがイシヅヤを極める事はできる。そんなの、やればいいだけだから。

どんなにいい歌詞を書いても、どんなに感動的なメロディーを作っても、結局声が嘘をついていたらそれは嘘の曲だ。そうはなりたくない。

心はいつだって真実を歌っていたい。
この声で産んでくれた両親にちゃんと感謝できるように。

では、また。

Thank you bye-bye!